4コーナーと直線で斜行があったフィリーズRは…
2番人気カラクレナイは少し遅れたスタート。修正するも下がって17番手。道中はほぼその位置取り。残り600mの手前で仕掛けて進出を開始し、4コーナーでは一番外を回す。追ってムチが入って残り300mで10番手辺り。そのまま内の集団を一気に交わして残り200mの手前で2番手に上がる。内と離れた外を追って追って追って追って…徐々に距離を詰めると、ゴール手前で交わして先頭に立ち、鞍上がクビをポンポンと叩いてゴールし、優勝。
1番人気レーヌミノルは好スタート。前の方に行くも、手綱を抑えて8番手の外を追走。2頭上がって10番手に下がって残り1000m。1頭交わして残り800m。残り600mで上がって行き、4コーナーでは内から7頭くらい外を回る。直線に入って一気に内へ斜行。ジューヌエコールの進路が狭くなり、クビを上げさせてしまう。追って先頭に立って、ムチが入って残り200m。追って追って粘っていたが、ゴール前に交されて2着。
6番人気ゴールドケープは一度ゲートに突進して出遅れ。最後方からの追走。前のカラクレナイより3馬身後方で残り1200m。残り800m辺りで差を詰めはじめ、4コーナーで追って一番外へ。追った分だけ伸びると、残り200mで5番手に上がり、ムチの連打と追いで3番手に上がるも大勢決して鞭を回してゴールし3着。
4着は不利があった3番人気ジューヌエコール。5着は4コーナーで外へ斜行したヤマカツグレース。
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予想は1着、9着、14着、16着。
敗因はペースの読み違い。あまり速くならないと考えましたが、10年で800mの通過が最も速い45.5…。平均で46.59だったので、1秒以上速く、遅い時計でも通用しそうな馬を選んだのが失策。
斜行はありましたがレーヌミノルは思っていなかったいい位置取り。ゴールドケープは遅いペースでは距離が合わないと考えたのですが、ハイペース…「出負け気味になったのが最後の脚につながった」とのコメント。
後ろから2頭が1着、3着なので、やはりペースかと。
ステラルージュは直線前に壁があり、「全く追えず、何もできていない。追えていたら掲示板はあった」と高倉騎手。初芝のタガノカトレアは「硬さを感じた」との事…さすがに無謀でした。逃げると考えたベルカプリは逃げられなかった上に、控えもせず…。
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逃げ馬2頭でこのハイペースは読めず…。
ただ、16年にチューリップ賞の方がフィリーズRよりも1000mが速くなり、10年で初めてという事も起こるワケで。今までよりもペースが速くなる可能性はあったかと。
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