良馬場発表も8、9R辺りに雨のあったという中京記念は…
5番人気ウインガニオンはスタートはやや良くなかったか、鞍上押して押して2番手に上がるも抑える。前とは2馬身以上の差。残り800mでは4馬身くらいに。徐々に差が詰まり、4コーナーで並びかけると先頭立つ。直線で最内を追い出して、ムチが入って残り300m。リードを広げて、ムチと追いを繰り返し粘っていたが、残り50mを切って、鞭を持ち直してゴールし優勝。
「ゲートを出てからクビを振る仕草を見せて、いつもよりスピードの乗りがおそかったので、2番手で前とは離れた位置で落ち着いて運べました…略…これまでのコースで最内にコースを取って好走していた馬がいましたから、思い切ってそこにコースを取りました。…略」との事。
2番人気グランシルクもまずまずのスタートから下がって行く。8~10番手を追走。600mを切って仕掛けて、4コーナーで鞭を抜く。外に出して直線で追い出す。ムーンクレストとマイネルアウラートの間に入って追う。残り250mで左ムチが入り、連打と追いで加速し、残り100mを切って3番手に上がる。追って追ってゴール前で2番手に上がって2着。
1番人気ブラックムーンはスタートは出たように見えたが、進んでいかず鞍上の手が動く。最後方を追走。4コーナーでは内を回って直線へ。最内で右ムチが入って、連打で残り300m。追って、残り200mでは3番手で、左ムチに替えて2番手に上がるもゴール前に外から交わされ3着。
4着はアスカビレン。5着は3番人気のダノンリバティ。
…
予想は4着、9着、12着、13着。
敗因は例年と違ったメンバー構成にも関わらず、人気薄ばかりを狙った事かと。
逃げると考えたウインガニオンが2番手からで、まずコレが誤算。近走を見る限りは控える競馬が出来るとは…。
そして人気の2頭がしっかり差してこれる馬だったにも関わらず、人気を気にして予想に入れず。
サランズメジャーは「ずっと外を回らされて、脚をためられなかった。大外枠がこたえました」と秋山騎手。グァンチャーレは「折り合いはついたけど、いつもの反応がなかった。こういう緩い馬場はよくないね」との事。ケントオーの太宰騎手は「指示通りの位置で運べましたが、3角で手ごたえが悪くなってしまいました」。
無理そうだったのに、人気薄ばかり狙ったのが失策。全体的に先行馬の多さが目についた事をしっかり考えるべきでした。
…
危いと思ったら、気をつけないと…。
…