1頭出走取り消しとなったチャンピオンズCは…
8番人気ゴールドドリームは少し遅れたスタート。そのまま鞍上が押して押して追走する。1コーナーへは10番手で入る。向う正面では11番手。道中はほぼその辺り。4コーナーではやや外目を回って直線へ。開いている前を気にせず追い出す。右ムチの連打が入って残り200m。徐々に交わしていって、残り100m辺りで3番手に上がると、右ムチの連打でそのまま前2頭を一気に抜き去って先頭に立ってゴールし、優勝。
1番人気テイエムジンソクはまずまずのスタート。外を上がって行って1コーナー辺りで2番手に上がる。手綱を押さえての追走で、残り800mを切って差が縮まる。4コーナーでは内から3頭目くらいを回って直線へ。残り300m辺りで右ムチが入って、ムチと追いを繰り返すが差が縮まらない。少しずつ差を詰め、100mを切って逃げ馬を交わすが、外から一気に交わされ2着。
9番人気コパノリッキーは好スタート。そのまま仕掛けて先頭に立つ。1~2馬身くらいのリードで逃げる。残り800mを切って1馬身くらいのリード。1000mを61.6とスローペースに落とす。4コーナーでは最内を回って直線へ。追って右ムチが入り、粘っていたが、残り100mを切って1頭に交わされると外からもう1頭に一気に交わされ3着。
4着は3番人気ケイティブレイブで、「イメージしていた流れになり、イメージしていたポジションを取れました。この馬なりに脚は使っていますが、かわせそうでかわすことが出来ませんでした。インから抜け出す競馬は初めてでしたが、うまく対応してくれました」と福永祐一騎手。5着はアウォーディー。
2番人気のサウンドトゥルーは11着。「馬の状態は良かったのですが、流れが落ち着いて予想外のペースになりました。どこかで外に出せていれば良かったのですが、思いのほか馬群が固まってゴチャつく競馬になりました」と大野拓弥騎手。
アポロケンタッキーは出走取り消し。
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予想は2着、4着、9着、15着。
敗因はゴールドドリームの状態が分からなかった事。海外帰り、休養明けとイマイチだったこともあって、予想候補に残さず…。前走も出遅れも最速と可能性はあったのにも関わらず。
さらにペースが遅くなると思わず…コパノリッキーを切ってしまう。
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ノンコノユメは「スタートはひと息で後方から。砂をかぶる展開でじりじりとした伸びになってしまった」 とC.デムーロ騎手。
ロンドンタウンは「仕上がりはよく、いい位置で運べたが、直線はばててしまった」と岩田騎手。
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状態を把握して、ペースを読めるとグッと近づきそうですが…。
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