東京優駿(日本ダービー)3着の傾向 (過去10年の3着馬データから) 2018
【実績】
最低連対ラインは「重賞2着」。
該当するのは…
「京成杯7着と青葉賞2着」のアポロソニック
「共同通信杯4着、スプリングS2着、皐月賞11着」のベルシャザール
2回2着の
「きさらぎ賞7着、弥生賞2着、皐月賞6着、NHKマイルC2着」のブラックシェル
残り7頭は「重賞勝ち」。
「札幌2歳S5着、ラジオNIKKEI杯2歳S7着、共同通信杯4着、毎日杯1着、青葉賞6着」のマイネルクロップと「シンザン記念1着と皐月賞9着」のアントニオバローズ以外の8頭は「GⅡ以上連対」。
※連対馬が「勝ち」に対して、3着馬は「連対」と少し低くてもココは可能性がある。
GⅠは「GⅠ連対」3頭、「GⅠ初出走」4頭、残りは「GⅠ6着のみ」1頭、「GⅠ9着のみ」1頭、「GⅠ11着のみ」1頭。
【距離】
全馬に共通するのは「1800m以上連対」。
1800mまでだったのは2000m以上が…
「ラジオNIKKEI杯2歳S7着と青葉賞6着」のマイネルクロップ
残り9頭は「2000m以上連対」。
3割程が1800mでいい連対馬と違い、3着は「2000m以上連対」率が高い。
【コース】
「東京連対」7頭、「初出走」2頭。
残り1頭は
「共同通信杯4着と皐月賞11着(代替)」のベルシャザール
2011年の3着馬で震災時という事で少し例外的にとらえたい。一応、共同通信時は内が粘る所を大外をぶん回して4着という事情も憶えておきたい。
【脚質】
「逃げ」1頭、「先行」4頭、「差し」5頭。
比率はそれほど連対馬とは変わらないが、以前と比べて先行勢が増えている。
着差は「平均0.4秒差」と大きく16年と11年の0.1秒以外は「0.3~1.4秒差」なので、離される印象もある。
【前哨戦】
「皐月賞(1、6、11、1着)」4頭、「青葉賞(1、6、2着)」3頭、「京都新聞杯1着」1頭、「NHKマイルC2着」1頭、「プリンシパルS2着」1頭。
着順は「GⅠ不問」は連対馬と同じだが、それ以外が「2着や6着」と少し低いレベルでも3着はある。
【その他】
「人気」は1、1、3、12、8、7、8、1、8、6番人気。
上位人気が半分を占めていた連対馬と違い、コチラは「6~8番人気」が中心。
実績の低さや着差が大きい事もあり、3着は人気があまり無くても絡める。
「上がり3ハロン3番手以内」は10年で4頭。
仮柵の移動の影響もあってか、早めに動いた馬が多い。
ただ、上がりが勝ち馬より速かったのは2年だけなので、展開云々よりも能力差の方が…。
鞍上は3着は重複はない。
さらに1回3着のある「C.ルメール」騎手、「蛯名正義」騎手、「武豊」騎手、「四位洋文」騎手は10年で上位に3回以上絡んでいる。
連対馬の「1800m以上重賞勝利」に対して、3着馬は「1600m以上重賞連対」。
「重賞がシンザン記念1着と皐月賞9着」のアントニオバローズを除いても「1800m以上重賞連対」なので、やはり連対馬よりも劣っているケースが多い。
重複もあるが、「連対重賞」は10年で…
「弥生賞」3頭、「皐月賞」2頭、「青葉賞」「シンザン記念」、「毎日杯」「東スポ杯2歳S」「青葉賞」「京都新聞杯」「スプリングS」「ラジオNIKKEI杯2歳S」「NHKマイルC」1頭。
連対馬と同じレースが多い。
枠は「内6:外4」と、連対馬ほどは大きな差は無い。
「馬番」は「3番」3回、「7番」2回とやはり内へ偏りがみられる
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