1頭が競走中止した七夕賞は…
11番人気メドウラークは、まずまずのスタートから仕掛けて8、9番手辺り。1コーナーでは12番手の後ろから2頭目。1000mを切って10番手、800mを切って1頭下がって9番手。4コーナーでは内の馬が落馬した事もあって、少しひるんだが、右ムチを5連打して外から2頭目を周る。追って直線に入ってさらに右ムチを入れて、修正しつつまたムチを連打。先頭に立って追いとムチで粘ってゴールし、優勝。
「今日は馬場が軟らかくなっていましたが、道悪は上手な馬ですし、いいリズムでずっと回ってくることが出来ました。3~4コーナーで外から来られた時に被されないように気をつけていました。そこを凌いで、直線もいい伸びでした。福島は初めて重賞を勝った(2010年福島記念のダンスインザモア)思い出もありますし、縁を感じる競馬場で勝てて嬉しいです。」と丸田恭介騎手。
4番人気マイネルサージュは少しで遅れたか後方から。1コーナーで最後方。道中はその位置取り。残り700m辺りで11番手、600mを切って10番手と上がって行く。4コーナーでは大外を回って直線へ。追い出して、すぐにムチが抜けなかったが、右ムチが入る。200mを切って2番手に上がり、ムチを入れて追うが差を広げられ2着。
「いい感じで上がって来られましたが、3~4コーナーで外に逃げ加減だったことがもったいなかったです。」と津村明秀騎手。
12番人気パワーポケットのスタートもまずまず。仕掛けて行って6番手。1コーナーでは7番手、向う正面では8番手。1000mを切って上がって6番手。隣のプラチナムバレットが内に斜行したとの事。4コーナーでは内を回って直線へ。内の馬の外に出して、追い出して右ムチの連打で残り200mで4、5番手。3番手に上がって前を追うも差は縮まらず3着。
「出来が良くて、馬が元気でした。ロスなく行けて、ハンデを生かして、今日の馬場もこなしてくれました。」と江田照男騎手。
4着は1番人気サーブルオール。「今回初めて乗ってどうかなと思っていましたが、とても乗りやすくていい馬です。ただ、乗りやす過ぎたことがかえって今日は良くなかったのかもしれません。」と戸崎圭太騎手。
5着はワンブレスアウェイ。
2番人気レイホーロマンスは6着。「今日の馬場はこの馬に合っていなかったようで、反応が良くありませんでした。3コーナーから4コーナーの落馬にも巻き込まれそうでヒヤッとしました。それでもジリジリ伸びているのは力のある証拠です。」と内田博幸騎手。
3番人気プラチナムバレットは競走中止。3コーナーで内側に斜行、そして4コーナーで前の馬に触れて転倒したとの事。
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予想は4着、6着、8着、9着。
敗因は馬場でしょうか…。良馬場発表も馬場が悪かったとコメントしていた騎手が多かったようです。
メドウラークとパワーポケットを近走で候補にも残さず。メドウラークは不良馬場でOP3着が秋にあり…。パワーポケットは生涯を2戦したりしましたが、芝が3戦目でした…。
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マイネルフロストの「前が引っ張ってくれて、この馬にとってはいい形になりましたが、勝負どころでまったく手応えがありませんでした。」と柴田大知騎手。
マイネルミラノの田辺裕信騎手は「もう一回上がっていける余裕はなかった。」とコメント。あの馬場であのペースでは…。
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良馬場発表を信じちゃいけない馬場で、さらに前が速く後続組が突っ込める展開でした…。
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