ゲートに入ったセプタリアンが何度か立ち上がって外枠発走となった小倉2歳Sは…
3番人気ファンタジストのスタートはまずまず。仕掛けて前の方へ。2番手、先頭に立つも3番手に控える。道中はその位置取り。4コーナーでは持ったままで並びかけて肩ムチが入って2番手で直線へ。外に大きく出して追い出して、左ムチが入ると先頭に立ち、一気に伸びてセーフティリードを保つ。軽く追ってゴールし優勝。
「今日は完勝でした。スタートは出ないのではと思っていましたが、思ったより出てくれました。それと周りもあまり行かずスムーズに先行できました。初戦より馬も良くなっています。まだ2戦目ながらも強いレースを見せてくれました。距離は延びても大丈夫そうです。」と武豊騎手。
13番人気アズマヘリテージのスタートはそれなり。中団辺りにもいたが、他があがって残り800mでは12番手。仕掛けて、4コーナーは最内を回って直線へ。コーナーの内を利して4番手に上がって左ムチが入る。残り200mを切って3番手、2番手に上がるも前との差は詰まらず2着。
「スタートは少し後ろからになりました。それでじっくり脚をためるレースに切りかえました。内でロスなく進めましたし、足場が悪い中、良い伸びを見せてくれました。2戦目でガラッと変わってくれて良かったです。センスを感じます。」と荻野極騎手。
9番人気ミヤジシルフィードは絶好のスタート。3番手だったが、鞍上が内を見て追走して6番手。さらに他があがって800mを切って10番手。仕掛けて上がるも、前に馬がいて4コーナーでは中ほどを回って直線へ。右ムチが入って、ムチの連打で残り200mで5番手。激しい鞭と追いを繰り返して、残り20m辺りで3番手に上がるも3着。
「3コーナーの入りが悪すぎました。スタートが良いので、番手に行きたかったのですが、控える競馬でもよく来ていました。スローペースだったので、位置を取りに行っても良かったです。トビが大きいので距離はあってもいいと思います。馬は良くなっていました。収穫がありましたが、残念でした。」と和田竜二騎手。
4着はアーデントリー。5着はチョウワフライヤー。
1番人気シングルアップ。「ゲートで待たされたので、少しで負けする形になりました。それでも押し上げてくれましたが、じりっぽいところがある馬なので、前々でスムーズな競馬が理想です。トビが大きいですし、広いコースのほうがレースをしやすいと思います。」と松山弘平騎手。
2番人気ルチアーナミノル。「勝ち馬の後ろを行く形でしたが、脚がなくなってしまいました。これまで控える競馬をしていなかったので、戸惑いがありました。経験を積んでくれば、さらに良くなると思います。」と浜中俊騎手。
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予想は2着、5着、6着、14着。
敗因は右回りと上がりを気にしてファンタジスト、前走の上がりを気にしてミヤジシルフィードを最後に切ってしまう。
OP連対馬を2頭入れたのが裏目に出たか…。
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チョウワフライヤーは「逃げるつもりはなかったのですが、他が牽制しあって逃げる形になりました。後ろから誰も来なかったので、楽でしたが、後ろでためる競馬をすれば良かったです。」と川俣賢治騎手。
外枠発走になったセプタリアンは「ずっと落ち着いていましたが、ゲートに入ってからテンションが上がってしまいました。その分、集中力を欠いてしまった形になりました。」と北村友一騎手。
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13番人気を選べたのに、後2頭を迷って切ってしまう…あと一歩。
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