スカーレットカラーが取り消して17頭でのレースとなった秋華賞は…
1番人気アーモンドアイのスタートは少し体勢を崩したか、あまり良くなく…。しかし、すぐに戻して1周目のゴール板は11番手辺り。道中はその位置取りだったが、残り900m辺りで1頭上がって12番手。4コーナーで大外を回って直線へ。10番手で追い出すとグンと伸びて残り200mを切って4番手。押して押して2番手に上がるが、残り100mほどで右ムチを3発入れる。直後に交わして先頭に立つとそのままゴールし、優勝。
「素晴らしい馬です。三冠を獲れて信じられない気持ちです。馬場入りからずっと心配していました。彼女のテンションが高く、ゲートの中でチャカチャカしていて、スタートはあまり良くありませんでした。3~4コーナーで前が進んで行かなかったので、大外から行かないといけませんでした。それから良い気持ちで、素晴らしい脚で頑張ってくれました。ファンタスティックホースです。3冠は初めてなので、凄くうれしいです。いつも馬にとってGⅠはメインターゲットなので、1年間をトップコンディションでキープするのは難しいことです。国枝調教師を祝いたいですし、感謝したいです。もう少し上のレベルにいけるかは分かりませんが、日本で一番強い馬だと思います。今後も楽しみです。」とC.ルメール騎手。
5番人気ミッキーチャームはいいスタート。外から仕掛けて1周目の残り100m辺りで先頭に立つ。1馬身ほどのリードで逃げる。向う正面でリードが広がって残り1000mでは3馬身くらい。それでいて59.6と、先行勢の多さや秋華賞にしては遅いペースに落す。そのまま4コーナーで仕掛けて、追い出す。後続との差は詰まらず、残り200mでムチを入れて追っていたが、残り50mを切って交わされ2着。
「(1000万特別勝ちからのGⅠ挑戦で)一気に相手が強くなりましたが、本当によく走ってくれました。現状の力は出せたと思います。最後に少し甘くなったのは、距離の壁があったのかもしれません。」と中内田充正調教師。
3番人気カンタービレもスタートはそこそこ。少し外へ出しつつ下げて10番手で1周目のゴール板を通過。向う正面では12番手で、アーモンドアイを見るカタチ。残り800mで1頭上がって13番手。4コーナーではアーモンドアイの後ろを追走。残り300mで左ムチが入る。アーモンドアイには一気に離され、残り200mでは10番手だったが、外から追い上げて残り50mで3番手に上がって3着。
「ペースは速いと思ったので、巻き込まれないようにじっくりと。折り合いはついたし、ラストの伸びもよかった。ためれば切れるね。」と武豊騎手。
4着はサラキア。5着はラテュロス。
2番人気のラッキーライラックは9着。「3コーナーでは動けるポジションを取れました。スピードに乗せたかったのですが、反応できませんでした。自分も急かしてしまって、左手前に変わってしまい、集中している感じではありませんでした。申し訳ありませんでしたが、今後の自分にも生かしていきたいです。」と北村友一騎手。
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予想は1着-2着、4着、9着、11着。
馬連880円的中。馬単でしたが、統一して馬連で計算します。
ただ、先行争いが激しくなると考えて、先行勢を減らしてカンタービレを予想に入れず。差す競馬をココでやるとは…。
後方勢もペースが遅くなって、前を捕えられない展開に…。
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サラキアは「前回よりも程よい気合いが乗っていました。ゲートは一番出た方かもしれません。1~2コーナーを入っていく時にリカバリーできました。しかし、内にもたれ気味で3~4コーナーでは苦しくなりました。直線ではもうひと脚使ってくれましたが、今の良くなっている段階で2000mは微妙に長いかもしれません。精一杯頑張ってくれました。これからの馬です。」と池添謙一騎手。
トーセンブレスは「じっくり乗って外を回ってほしいという指示でした。しかしペースが遅く、これでは厳しいと思い、内から上がっていきました。良いところがありましたが、止まってしまいました。距離が長かったかもしれません。」と藤岡佑介騎手。
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前からの馬が多いという話でしたが、ペースは速くならず…。
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