京都ダート1900mで行われるJpnⅠ「JBC(じぇいびーしー)クラシック」。
2001年から行われる地方競馬主催者が各地の競馬場で持ち回りするが、今年はJRA京都競馬場開催。
「より多くのお客様に知ってもらうために、今回はJRAさんにお願いした。…地方競馬でもJRAの馬券を売っているし、連携が進んでいる…いまだにJRAの馬券しか買っていない方も多いので、そういう方々にアピールしようということ…今年は曜日の関係もあった(11月3日が基本)…」との事。
過去10年の実績や人気を参考にして、、コースや距離は「京都ダート1900m」の重賞「平安S」から。
JBCクラシックの傾向 2018
【実績】
連対馬の最低ラインは「重賞勝ち」。
ただ、重賞が…
「ユニコーンS3着、平安S6着、日本テレビ盃1着」の15年時のサウンドトゥルー
「東京優駿18着、ジャパンダートダービー1着」の3歳馬サクセスブロッケン
それ以外は「重賞2勝以上+重賞連対」。
GⅠは16頭が「連対」。3頭が「GⅠ初出走」で、残りは「JBC3着、東京大賞典4着、帝王賞4着」。
(3着も「重賞勝ち」。「重賞5戦してマーキュリーC1着、川崎記念4着、シリウスS4着など」。次点は「重賞2勝」で「重賞7戦してブリーダーズG1着、白山大賞典1着、名古屋グランプリ3着、マーチS3着など」。残りは「重賞4連対以上」。)GⅠは5頭が「GⅠ連対」、1頭が「GⅠ初出走」。「川崎記念4着のみ」「JCD8着と14着、JBC4着」「帝王賞5着、JCダート9着2回」「東京大賞典3着、JCダート4着、フェブラリーS11着と8着」。)
【距離】 ※ダート1900m後の平安Sや旧・東海S
全馬に共通するのは「1800m以上連対」。
1800mまでなのは、1900m以上が…
「1900m以上初」のインカンテーションとクイーンズサターン
「アルデバランS5着のみ」の14年時のクリノスターオー
「東京大賞典4着、ブリリアントS4着」のナムラタイタン
残り14頭は「2000m以上連対」。
京都D1900m時の東海S3回の連対馬では…
「1900m以上初で、1800m勝ち」のランフォルセ以外は「1900m以上勝利」があった。
3着も「1900m以上勝利」。
【コース】 ※ダート1900m後の平安Sや旧・東海S
「京都連対」15頭、「初出走」2頭。
残り1頭は「もちの木賞7着のみ」の関東馬クインズサターン
レース数は多いので、クリアしてほしい。
京都D1900m時の東海S3回の連対馬では…
「京都勝利」5頭、「初出走」1頭。
関東馬のランフォルセが「初出走」だったが、小倉でOP勝ちと滞在かもしれないが関西圏で結果が出ていた。
3着は「平安S6着のみ」のサイレントメロディと「未勝利3着、1000万8着、1600万3着」のアルトップランがいる。
【脚質】 ※ダート1900m後の平安Sや旧・東海S
「逃げ」3頭、「先行」7頭、「マクリ差し、差し」7頭、「追い込み」1頭。
だいたいの1000mは61.5、58.4、60.3、59.7、60.9、60.4でダートという事を考えるとまずまずか…。
17年はかなり速く、追い込みが届いた。18年と16年と15年は「逃げ馬」が勝利。17年は2、3着は差し、16年と15年は2着が「2番手」、3着が少し後ろ。後の2年は勝ち馬と3着が「2番手」と「3番手」で、差しが共に2着。
6年中4年は「前目2頭」が来ており、前が有利か。
京都D1900m時の東海S3回の連対馬では…
「逃げ」2頭、「先行」3頭、「差し」1頭。
1000mは60.6、59.9(不良)、60.1(不良)だった。
3着は「差し」3頭。
ある程度前につけている方がいい。
※地方では圧倒的に前に行くのが有利になるが、中央開催となると話は変わってくる。
【前哨戦】
「日本テレビ盃(2、3、1、3、1、1、1、1、3、1、1着)」11頭、「盛岡マイルCS(3、2着)」2頭、「帝王賞(2着、1着」2頭、「東海S10着」1頭、「ブリーダーズG1着」1頭、「マイルCS南部杯(東京)1着」1頭、「ドバイワールドC12着」1頭、「ジャパンダートダービー1着」1頭。
(3着は「日本テレビ盃(3、2着)」2頭、「シリウスS(8着、5着)」2頭、「帝王賞1着」2頭、「エルムS(5、4着」2頭、「ドバイワールドC13着」1頭、「白山大賞典1着」1頭。)
【その他】
過去10年の連対馬の「人気」は…
1番人気6連対、2番人気4連対、3番人気5連対、4番人気3連対と残りは5番人気。
1~5番人気で決まっている。
3着は7、5、1、2、5、1、3、7、3、6番人気。
少し人気薄も絡む。
今年はJRAの京都開催で、制限が例年の「16頭中JRA7頭」から「16頭中地方馬7頭」になるらしく、その辺りで変化はあるかと。
(登録が地方馬3頭のようで…。)
「上がり3ハロン3番手以内」はダート1900m後の平安S6年の18頭で9頭が該当。
18年が2頭、17年が1頭、16年は1頭、15年は1頭、14年は1頭、13年で3頭。脚質を見ても、6年中4年は2頭が「前から」なので、少し少な目。
京都D1900m時の東海S3回では…
3着までの9頭中8頭が該当しており、「逃げ」だろうと「差し」だろうと「当日に上がりが速い」のが多い。
JBCクラシック過去10年で「鞍上」は現役で…
「武豊」騎手の7勝3着1回がトップ。ちょっと異様な多さ(笑)。
「幸英明」騎手と「大野拓弥」騎手のの2連対3着1回が続く。「福永祐一」騎手の1連対3着1回、「小牧太」騎手の3着2回。
平安S+東海S(京都開催)の9年で、鞍上は「幸英明」騎手の4連対がトップ。
現役では「太宰啓介」騎手と「浜中俊」騎手の1勝3着1回、「武豊騎手」の2着1回3着1回、「岩田康誠」騎手の3着2回が続く。
「年齢」は…
「3歳」1連対
「4歳」4連対
「5歳」5連対3着1回
「6歳」5連対3着6回
「7歳」5連対3着1回
「8歳」3着1回
長く走れる?ダートという事もあって、「5歳以上が多い」。
もちろん、出走メンバーにもよるので、面子では通用するとは思うが。
…