1強ムードのチャンピオンズCは…
1番人気ルヴァンスレーヴのスタートはそこそこ。押して前に行く。3番手で1コーナーへ。2コーナー辺りで2番手。1000mを切って外から上がって3番手。4コーナーは逃げ馬の後ろの最内を回って直線へ。仕掛けてアンジュデジールの外へ出して右ムチが入る。200mを切って先頭に立ち、リードを広げる。最後はゆるめてゴールし、優勝。
「少しイレ込んでいましたが、いつもくらいでしたし、スタートもだいぶ良くなっています。内枠だったので後ろにつけたくない気持ちがありましたが、出して行かなくてもいい位置につけられました。追ってからも素晴らしい走りでした。この馬には夢が一杯あります。」とM.デムーロ騎手。
8番人気ウェスタールンドはそれなり。特に仕掛けることもなく、スッと下がって最後方に。内へ入れる。向う正面に入って、先頭からは15馬身ほどで、前の馬とも3馬身以上の差。道中は殿のまま。4コーナーで他馬のいない最内を回って一気に差を詰める。直線では8番手に上がって、追い出して左の肩ムチが入ったか。持ち替えて右ムチを入れつつルヴァンスレーヴの後ろに進路を取る。右ムチの連打を入れて、のコリ200mで4番手に上がり、追いを繰り返す。ムチの連打と追いで逃げ馬を交わして、サンライズソアも交して2番手に上がるも前はゴールしており、2着。
「終いにかける競馬をしました。道中、離れたところを走っていたので、仕掛けながらの走りでしたが、最後も苦しくなりながら2着争いで前に出ようと伸びてくれました。それに内を狙っていましたが、これくらいきれいに空くかというくらいきれいに空いたのも良かったです。」と藤岡佑介騎手。
3番人気サンライズソアはいいスタートから先行。5番手で1コーナーへ。道中はその位置取り。4コーナーでは外を回って直線へ。激しく追って、見せムチから大きく右ムチを入れて3番手に上がる。また繰り返し追ってムチを入れて2番手に上がるも、ウェスタールンドに交わされて3着。
「スタートが良く、いい流れでしたし、直線の反応もとても良かったです。勝った馬が強かったですね。」とJ.モレイラ騎手。
4着はアンジュデジール。5着はオメガパフューム。
2番人気ケイティブレイブは11着だった。「返し馬で西日を嫌がって、やたら物見をしたり、ソワソワしていましたが、ゲートインの時は落ち着いていました。レースはいい形で運べましたが、直線はまったく伸びませんでした。速い上がりの経験がないということもありますが、それにしてもこれだけ負ける馬ではありません。」と福永祐一騎手。
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予想は1着、3着、7着、13着。
敗因は武蔵野Sで接触したインカンテーションとウェスタールンドを同じように扱わず。実績でウェスタールンドを候補に残さず…。
堅い印象が無かったので、もっと幅を見た方がよかったかと。
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ノンコノユメは「同じような脚質の馬が多く、外を回らなければならなかった。最後は来てるんですが…。」と内田博幸騎手。2着馬は最内を回ってました…。
インカンテーションは「ワンターンの競馬が続いていた影響か、4つのコーナーがある条件にうまく対応できませんでした。」と三浦皇成騎手。
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ケイティブレイブとオメガパフュームの評価を下げた所までは良かったんですが…。
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