候補に該当する馬が多かった中日新聞杯は…
1番人気ギベオンはスタートは少し怪しそうだったが、仕掛けてスッと前に出る。鞍上が外を何度か見ながら、手綱を引いて下げて8番手。4コーナーは内から4~5頭目を周って直線でも外へ。追い出すと一気に2番手に上がって、右ムチが入って先頭に。ムチと追いで抜け出して、左ムチに替える。外から交わされるが、右ムチを入れると少しずつ差し返して、クビの上げ下げでゴールし優勝。
「良いポジションが取れて折り合ってレースが出来ました。良い感じで上がって行けました。直線も良い脚でよく走ってくれました。」とC.デムーロ騎手。
12番人気ショウナンバッハはスタートを出たが、外のメートルダールが寄ってきたが、内が遅れたのであまり大きな影響はなかったか。1週目のゴール板は10番手。向う正面では11番手に。800m辺りで仕掛けて、4コーナーでは肩ムチが入って追い出す。直線で激しく追って加速して上がり、ムチを持ち替えて左ムチを入れる。3番手に上がって、追って追って2番手に上がると左ムチ連打で一気に先頭に立つ。しかし、差を詰め返されて、最期にクビの上げ下げで、ハナ差2着。
「なるべく風の影響を受けない位置でレースをしました。この馬の持ち味はしっかり出してくれたと思います。」と鮫島克駿騎手。
7番人気ストロングタイタンは+36キロ。スタートはまずまずか。抑える仕草のまま1周目のゴール板は6番手。向う正面では7番手。残り1000mで進みはじめたか、4コーナーでは内から3頭目辺りから直線では中ほどへ。内を何頭か交わして追い出したが、外からギベオンに行かれる。4番手で右ムチを連打して、3番手に上がるが、大勢決して3着。
「スタートが良く、良いポジションでレースが出来ました。かわされた時に怯むところがありましたが、そこからまた伸びました。夏に乗った時は心房細動で力を出せませんでした。今日は本来の力の片鱗を見せてくれました。」とB.アヴドゥラ騎手。
4着はレイホーロマンス。5着は3番人気メートルダール。
2番人気マイスタイルは8着。「1コーナーの入りは良かったのですが、今日は上手くハミが抜けませんでした。」と田中勝春騎手。
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予想は3着、5着、6着、13着。
敗因はギベオンの前走の敗因を気にした事。C.デムーロ騎手が昨年乗って勝ったメートルダールでは無く、コチラを選んだのを重視すべきでした。
さらにショウナンバッハも昨年と新潟記念からメートルダールを上に見て、予想に入れず。
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メートルダールは「勝ち馬の後ろにつけていたけど、先にショウナンバッハに行かれてしまいました。馬の出来は良かったです。」と福永祐一騎手。
エンジニアは「直線に向いて手応えが苦しくなりました。」と北村宏司騎手。
グレイルは「いい位置で競馬ができたけど、スペースが空きませんでした。左回りはこなせそうな感じです。」と津村明秀騎手。
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やや関東騎手の多さを気にしていたんですが、予感的中。海外ジョッキーにはあっさり上位に来られてますが…。
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