ノボバカラが枠入り不良で3分ほど発走が遅れたカペラSは…
1番人気コパノキッキングは出遅れて、前が閉まった影響かガクっと下がる。さらに外に行こうとして仕掛けるも、キングズガードを外へ追いやり、ダートの切れ目辺りで鞍上が気付く…。抑えて下がると最後方。残り800m辺りで仕掛けて、残り700mで15番手に。4コーナーで400mを切って13番手。大外を回って肩ムチが入って直線へ。追い出して左ムチの連打。200mを切っても11番手だったが、残り100mでムチと追いでグングン加速。次々と交わしていき、ゴール前で交わして優勝。
「馬を落ち着かせることに気を使って乗りました。行けるなら前めの位置を取って、うまく出なかったら仕方ないと腹をくくっていきました。すごい馬です。良い馬に乗せていただいて感謝しています。またチャンスがあったら乗せていただきたいです。」と柴田大知騎手。
「びっくりしました。届かないと思いました。外に出すタイミングだけを気にしてくれれば良い脚を使えるからとジョッキーに指示を出していました。今後は根岸ステークスを目標に、その内容を見て距離を延ばすか考えます。」と村山明調教師。
11番人気サイタスリーレッドはまずまずのスタートから押しておして先頭に立つ。1馬身くらいのリードで逃げる。600mは33.4で、4コーナーで2番手が近づいてくるも、直線でリードを広げる。200mを切って左ムチが入って粘っていたが、ゴール前で差しきられ2着。
「悔しいです。スッと行けましたし、新潟で勝った時よりワンランク上がっている感じです。頑張ってくれましたが、あの脚を使われては仕方ありません。」と津村明秀騎手。
2番人気キタサンミカヅキはそれなりのスタートから押して押して11番手。1頭交わして10番手。4コーナーでは内を回って肩ムチが入って直線へ。追い出して5番手に上がって、右縦ムチが入って追って2番手に上がりそうになるも外から交わされ3着。
「位置は良かったと思いますが、他の馬より2kg背負っている分、切れませんでした。それでも理想的ないい競馬はできたと思います。中央の重賞は甘くないですね。」と森泰斗騎手。
4着はタテヤマ。5着はヴァンジェンス。
3番人気ハットラブは8着だった。
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予想は3着、5着、6着、9着。
敗因は後方勢を中止にした事。
コパノキッキングは後方から勝利もあったが、逃げと考えて予想に入れず。さらにコパノが逃げると考えて、同型のサイタスリーレッドも厳しいと予想から外す…。
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ヴァンジェンスは「イメージ通りの展開でしたし、いい脚を使ってくれているのですが…。」と石川裕紀人騎手。
オウケンビリーヴは「ゲートをそれなりに出て流れに乗りました。最後の坂で後ろからかまえていた馬に交わされてしまいました。」と三浦皇成騎手。
キングズガードは「ゲートの中で待たされて馬がボーっとしている感じでした。直線に向いての反応も悪くなく間を割ろうと思いましたが、最後の坂がきつい感じです。平坦の方がいいと思います。」と内田博幸騎手。
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思ったような展開にはならず…。
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