昇格後4年目だったターコイズSは…
5番人気ミスパンテールはまずまずのスタート。仕掛けて2番手に上がるが、外から他馬が上がって行って7番手に。道中はその位置取り。4コーナーは内から2頭目ほどを回って、鞍上が後ろを見つつ直線へ。追いながら外へ移動して、リバティハイツの外へ出して、右ムチが入る。200mを切って5番手で、追って追ってムチの連打で加速して、残り100m辺りから脚が違って内をまとめて交わして先頭に立つ。半馬身ほどのリードでゴールし、優勝。
「連覇することができて嬉しいです。レースはこの馬の気分に任せて、自然体でこの馬のリズムで行きました。去年も混戦でしたが、今年は早めに良いスペースを確保して去年より楽でした。秋は長い距離で大変でしたが、来年はまたマイル戦で頑張ってほしいと思います。」と横山典弘騎手。
10番人気リバティハイツのスタートはそこそこ。仕掛けて3番手に上がるも残り1200mで5番手。残り800mで仕掛けて、4コーナーで内から2、3頭目を周って追い出して直線へ。4番手で右ムチが入って、3番手に。追って追って2番手に上がって、内を交わしそうになるも、外から一気に行かれて2着。
「前走は入れ込みがきつかったので、調教師と相談して今日はメンコをつけました。その効果が大きく、道中は力まずうまく走れました。ペースが速い中、直線で脚を使ってくれて、収穫の大きいレースでした。」と北村友一騎手。
13番人気デンコウアンジュもスタートはそこそこ。ゆっくり下がって後ろから2番手に。道中はずっとその位置取りで600mでも同じ15番手。4コーナーでは最後方で内から3~4頭目を周って直線へ。追い出して内をつくと、残り200mで9番手。残り100mを切って狭い所に入ってムチが入って最内へ。ゴール前で3番手に上がるも3着。
「展開に左右される所はありますが、乗りやすい馬でした。追い出したらビュンと行きだして、直線の坂を上がる時の伸び脚はすごかったです。」と柴田善臣騎手。
4着はフロンテアクイーン。5着は3番人気ディメンシオンで、「うまく立ち回って頑張ってくれました。」と福永祐一騎手。
1番人気プリモシーンは「スタートは出てくれてポジションは悪くありませんでしたが、4コーナーの勝負どころで前が壁になってしまいました。その影響でトップスピードになるまで時間がかかりました。結果論ですが、もっと早く外に出すべきでした。」とW.ビュイック騎手。
2番人気フローレスマジックは「スタートが今日も良くありませんでした。その後は勝ち馬の後ろのポジションを取れてスムーズでしたが、反応があまり良くありませんでした。」とC.ルメール騎手。
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予想は5着、7着、11着、14着。
敗因はハンデを気にした事。昇格1年以外は「重賞連対」のみだったのだが、少ない斤量差が気になり…失策。
さらにペースも遅くなる可能性を考えてしまったが、1000mが57.0と厳しかった。
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リナーテは「短いところを使ってきて、久々の1600mだったが、最後までよく頑張ってくれました。追い比べで負けましたが、いい馬です。」と三浦皇成騎手。
カワキタエンカは「いい時期と比べて、走るフォームがもうひとつ。前走でダートを使った影響があったのかも。」と池添謙一騎手。ダート使ったのを気にしながら、予想に選んだのはマズかった。
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少ない傾向から気になっていた部分を重視すれば…。
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