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中山記念の傾向 2019
中山1800で行われる古馬GⅡ「中山記念」。

ジャスタウェイ、ヴィクトワールピサ、09年のカンパニー、ドリームジャーニー、ダイワメジャーなど連対馬がその年にGⅠを勝っている。有力馬が出走してくるケースもあるので、注目しておきたい。

2017年から大阪杯がGⅠに昇格し前哨戦として、1着馬に優先出走権が与えられる。開幕週の日曜日。


 中山記念の傾向 (過去10年の連対馬+3着馬データから) 2019


<実績>
最低連対ラインは「1600万勝ち」。

該当するのは…

「OP4戦3着など、重賞6戦して、福島記念3着や東スポ杯2歳S4着など」のトーセンクラウン
「OP4着1戦、重賞3戦して小倉記念16着、朝日CC4着、小倉大賞典7着」のテイエムアンコール

ただ、この2頭は共に2010年の連対馬で「出走馬の手薄感」や「不良馬場」もあった。

次点は「OP連対」。

「重賞初出走」のサクラアンプルール

次々点は「重賞1連対」。

「重賞6戦して札幌記念1着、マイルCS3着、小倉大賞典3着など」のネオリアリズム
「重賞5戦共同通信杯3着、毎日杯3着、ラジオNIKKEI賞1着、毎日王冠6着、天皇賞(秋)5着)」のアンビシャス
「重賞はきさらぎ賞9着、アーリントンC3着、朝日CC1着」のアルキメデス
「重賞1戦して中山金杯1着」のフェデラリスト

残り13頭には「GⅡ以上連対+重賞2連対以上」があり、まずはコレがメイン。
ちなみに「GⅠ連対」は8頭。

(3着は「OP勝ち以上」。OP勝ちまでは前述の2010年の「重賞12戦してスプリングS4着など」。次点は「重賞1連対」。該当するのは「重賞4戦して皐月賞5着、毎日杯3着、セントライト記念4着、富士S1着」。残り8頭は「重賞勝ち+重賞2連対以上」。03年に「OP勝ち、重賞4戦してGⅢ7着など」というのはいるが…。)



<距離>
全馬に共通するのは「1800m以上勝利」。

1800mまでだったのは2000m以上が…

「秋華賞7着のみ」のアエロリット
「1600万15着、オールカマー9着、天皇賞(秋)12着と16着」のシルポート

残り18頭は『2000m以上勝利』なので、まずはコチラが有力。
毎日王冠とは違って「1600mまで」はおらず、「1800m以上勝利」が全馬に該当。

(3着は「1800m以上連対」。ただ、「1800m1戦2着のみでそれ以上出走無し」。残り9頭は「1800m以上勝利」。「2000m以上連対」は6頭。)



<コース>
「中山連対」13頭、「初出走」4頭。

残りは…

「中山金杯3着のみ」のジャスタウェイ
「1600万7着とオールカマー9着」のシルポート

ちなみに中山に連対の無かった7頭は「阪神連対」があり、直線の急な坂はクリアしていた。
トリッキーで難しいコースと言われるので、多く出走して結果が出ていないのはマイナス。

(3着は「中山連対」8頭。残りは「皐月賞5着のみ」、「皐月賞13着、有馬記念13着」。)



<脚質>
「逃げ」2頭、「先行」10頭、「差し」7頭、「追い込み」1頭。

1000mは59.2、61.4、59.4、61.9(稍重)、61.1(稍重)、58.6、58.7(重)、60.1、60.9(不良)、61.9(稍重)と速くなる事の方が少ない。

開幕週で直線が短いコースだが、差しも決まる。4コーナーまでにある程度の位置まで「マクる」ケースも多い。
(3着は「逃げ」3頭、「先行」2頭、「マクり差し、差し」5頭。)



<その他>
1番人気3連対、2番人気4連対、3番人気4連対。

4番人気4連対、残りは5、7、8、12、13番人気。
上位人気があまり信頼できないのだが、二桁人気は不良馬場で出走メンバーに手薄感のあった10年の2頭のみで、「1~7番人気」が中心。

出走メンバー次第ではかなり怪しい1番人気もいるので、気を付けたい。

ちなみに3着は6、7、2、4、3、8、4、3、5、2番人気。



「上がり3ハロン3番手以内」は10年で15頭。

開幕週、逃げや先行などは4番手以下が多いが、脚質は様々なので、展開を優先して考えたい。
ただ、かなりの実績馬は「先行しても良い脚で上がってくる」ので、侮れない。
(3着は10頭中5頭が該当。)



「鞍上」は「横山典弘」騎手の4連対がトップ。

「M.デムーロ」騎手の3連対、「松岡正海」騎手、「岩田康誠」騎手の2連対が続く。
同日の阪急杯などの影響もあるので、その辺りにも注意したい。
(3着は現役ではバラバラ。)



少し長くみるとカンパニー、バランスオブゲーム、ローエングリン、アメリカンボス、サクラチトセオー、フジヤマケンザンなど「リピート率」は高めだった。
(3着も含めるとロゴタイプ、エアシェイディ、ローゼンカバリーも。)

中山は特有の難しさがあり、実力だけで決まるという感じではない。さらに「朝日杯FS」「皐月賞」、「セントライト記念」「AJC杯」「オールカマー」などの連対馬が多く、中山重賞でやれているのはプラスかと。

コース適性などを重視して、『中山巧者』には注目したい。



平均頭数が12.2頭もあり、枠は10年で1~16番で「内13:外7」と『内』が多い。

「馬番」は「5番」の4連対がトップ。「3番」「9番」「10番」が3連対、「1番」「4番」が2連対。
外がダメなワケではないが、人気薄も絡んでおり、芝が綺麗な開幕週なので「内有利」。
(3着は「内6:外4」。)



「年齢」は…

「4歳」6連対3着4頭
「5歳」6連対3着1頭
「6歳」6連対3着2頭
「7歳」1連対3着2頭
「8歳」1連対3着1頭

出走メンバー次第で一概には言えないのだが、5歳以上でも通用していた。
しかし、海外遠征組の出走や、2016年から大阪杯がGⅠに昇格して、前哨戦として出走する馬も増えるようなので、その辺りに変化も考えられる。



前哨戦は「有馬記念」3頭や「天皇賞(秋)」3頭、「マイルCS」など「GⅠからの出走」も多い。

実績馬の出走が多いという事もあるが、「休み明けでも連対」している。
ただ、8頭が「年明けに出走」。
今後はGⅠ昇格の大阪杯の影響もあるので、ドバイ組以外にも出走が増えそう…。
(3着はGⅠは3頭。残りは「GⅡ以下」。4頭が「3か月以上ぶり」で、「年明け出走」は3頭。)



by a_doctrinaire | 2019-02-19 15:16 | 競馬(傾向) | Trackback | Comments(0)
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