2頭が禁止薬物で除外、重馬場開催となったユニコーンSは…
3番人気ワイドファラオは好スタート。仕掛けて前に行って、ダートとの切り替え部分辺りで先頭に立って逃げる。半馬身くらいのリードで逃げる。1000mは重馬場もあって58.4。4コーナーもから直線で仕掛けて、350mを切って右ムチの連打。200mを切って1頭近づいてくるが、粘ってゴールし、優勝。
「最内枠でしたから、逃げるか、控えるか考えましたが、他に強力な逃げ馬もなく、良いスタートを切れたので、それで控えるとリズムが崩れるので逃げていきました。正直、最後の直線では脚が上がりましたが、よくしのいでくれました。この馬の勝負根性、気持ちの強さが出たと思います。初めてのダートで重賞を勝つのは簡単にはできないものです。これからGIの舞台で活躍できるような馬になってほしいと思います。」と福永祐一騎手。
2番人気デュープロセスのスタートはまずまず。前の方へ行くも、下がって8番手。外から仕掛けていくも、残り800mを切って7番手。4コーナーでは外を回って直線へ。追って追って400mを切って5番手。そのまま追って2番手に上がり右ムチが入る。逃げ馬に並びかけてムチの連打で、ゴール板で交わすもアタマ差2着。
「馬は頑張ってくれたけれど…。相手が強かった。しょうがない。」とM.デムーロ騎手。
「惜しかったですね。最後はクビの上げ下げの差で、力を見せてくれました。次については未定です。」と安田隆行調教師。
6番人気ダンツキャッスルのスタートはそこそこ。仕掛けて中団から前へ。ダートに入っても追って4番手。道中はその位置取り。4コーナーでは外目を回って直線へ。追い出すが、前にヴァニラアイスがいて内へ入る。追い直して右ムチを入れる。残り200mで5番手で、水平ムチと追いで2頭を交わすも先頭の2頭は3馬身以上離しており、3着。
「前回は上手くゲートを出ましたが、今日は上手くスタートを切れず、ようやくという感じで3、4番手につけました。楽に先手を取れれば違ったのでしょうが、それでも粘ってくれています。距離はもう少しあった方が良さそうです。」と幸英明騎手。
4着はヴァニアライス。
5着はエルモンストロ。
1番人気のデアフルーグは7着。「位置取りはいつも通りという感じでしたが、伸びませんでした。疲れがあったのか、敗因は掴みきれません。」と津村明秀騎手。
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予想は2着、3着、7着、10着。
敗因は初ダートのワイドファラオを軽視した事。
重馬場を考えれば、芝でやれていて、かつ血統でダートもやれるので入れるべきでした。人気していたのを嫌ったのもマズかった。
2頭は思った乗り方はされなかったが…。
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ニューモーメントは「スタートがうまかったので、勝つ気で乗って、デュープロセスから離れないようにした。ただ、いつもと違う競馬をしたせいか最後はダラダラとした走りになった。」と石橋脩騎手。
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雨で詰まったダートを考えるのを忘れてました…。
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