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菊花賞出走予定馬の血統 2019
2019年10月20日(日)に長距離GⅠ「菊花賞」が行われます。

以前の長距離GⅠは、「実績」や「近走」だけでは判断に困るような結果があり、そういう時に「血統」で説明がつくケースが…。人もそうですが、競走馬も体型によって短距離や長距離の適性、性格などによっても有利不利があります。そのようなモノが遺伝するのも「血統」かと。

もちろん、同じ父母から「体型や性格が全く違う子ども」が生まれる事もあるので、一概には言えません。また似たような体型や性格でも故障や病気など他の要因でも結果は違ってきますので…。

他にも数十年前とは映像を見ても違いを感じる芝の状態、仮柵を移動したコース分け、馬場改修などもあっての「馬場の変化」。

さらに国際化の波やモロモロの事情もあって「短距離~中距離重視」が日本競馬にも普及。「日本競馬界全体の配合がそちらに移行」したり、「長距離レースの質の変化」もあり、昔ほどの影響力は無くなったように思います。

ですので、現在はあくまで「血統は添える程度」と考える事に。


ただ、「血統も競馬の楽しみ方の一つ」なので、ある程度の範囲でチェックしていきます。
※主に菊花賞や天皇賞(春)の長距離を中心にしています。なお、間違い等もあるかもしれませんのでご容赦ください。かなり長くなっています…。


 菊花賞出走予定馬の血統 2019

【アドマイヤジャスタ】

父「ジャスタウェイ」はドバイデューティF、天皇賞(秋)、安田記念などジャパンカップ2着が最長連対で、菊花賞や天皇賞(春)への出走はない。
産駒は皐月賞2着や東京優駿3着、神戸新聞杯2着のヴェロックス、ホープフルS2着の本馬アドマイヤジャスタ、ポートアイランドS勝ちのロードマイウェイ、京王杯2歳S2着のアウィルアウェイなど。今年の3歳馬が初年度産駒。

半兄にダイヤモンドSやオーストラリアのコーフィールドC勝ちなどのアドマイヤラクティ。

母の父「エリシオ」。凱旋門賞やガネー賞勝ち、ジャパンC3着など。
産駒は有馬記念2着やJC2着、メルボルンC2着のポップロック、チューリップ賞勝ちのヘルスウォール。
母の父としてマイルCSや皐月賞2着などのサダムパッテック(菊花賞5着)、ヴィクトリアマイルのジュールポレール。前述のコーフィールドCやダイヤモンドSのアドマイヤラクティ(天皇賞(春)4着)、ステイヤーズS2着3回のファタモルガーナ(天皇賞(春)7着や10着)。

母の母の父「Caveat」。



【アドマイヤスコール】

父「ディープブリランテ」は東京優駿勝ちで皐月賞3着、スプリングS2着など。Kジョージ6世&QES8着で引退して菊花賞などへの出走はなし。
産駒はラジオNIKKEI賞や中山金杯のセダブリランテス(菊花賞など不出走)など。現5歳世代が初年度産駒

母の父「Caerleon」。
産駒に菊花賞3着で東京優駿勝ちのフサイチコンコルド。マイルCS勝ちで安田記念3着やマイルCS2着などのシンコウラブリイ、朝日杯FS(現)のエルウェーウイン、阪神JF(現)のビワハイジ、札幌記念勝ちのダイワカーリアン。
母の父として菊花賞2着のアドマイヤジャパン、JC勝ちや優駿牝馬などのブエナビスタ、東京優駿3着などのアドマイヤオーラたちビワハイジの産駒。マイルCS2勝やジャック・ル・マロワ賞などのタイキシャトル、秋華賞勝ちで桜花賞2着と優駿牝馬2着などのレッドディザイアがいる。

母の母の父は「Stage Door Johnny」。



【ヴァンケドミンゴ】

父「ルーラーシップ」は菊花賞、天皇賞(春)への出走はなし。クイーンエリザベスC勝ち、出遅れもあって宝塚記念2着やJC3着や有馬記念3着など。生産界からのオファーで早めに引退したそうで、本格化は先だった可能性も…。
産駒は菊花賞勝ちでJC2着や宝塚記念2着、神戸新聞杯3着のキセキ、皐月賞3着、東京優駿6着、菊花賞4着などのダンビュライト、優駿牝馬2着や阪神JF2着のリリーノーブル、皐月賞2着のサンリヴァル、重賞3連勝のメールドグラースなど。

母の父「アグネスタキオン」は、4戦4勝で皐月賞、弥生賞勝ち。
産駒には桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、有馬記念などのダイワスカーレット(優駿牝馬は回避)、東京優駿、NHKマイルCのディープスカイ。皐月賞のキャプテントゥーレ(故障で菊に出走せず)、阪神JFのレーヴディソール、NHKマイルCのロジックなど。弥生賞1着、東京優駿3着のアドマイヤオーラも菊花賞には出走せず。

祖母は優駿牝馬のウメノファイバー。

母の母の父は「サクラユタカオー」は天皇賞(秋)勝ちで、菊花賞4着や天皇賞(春)14着。
産駒はスプリンターズS2勝のサクラバクシンオー、安田記念やマイルCSのエアジハード、エリザベス女王杯(旧)のサクラキャンドル、優駿牝馬のウメノファイバー。
母の父としてエリザベス女王杯のクイーンスプマンテ、NHKマイルCのロジック、阪神JFのタムロチェリー、皐月賞2着のダイタクリーヴァ、ステイヤーズS勝ちで天皇賞(春)3着などのダイタクバートラム。。



【ヴェロックス】

父は「ジャスタウェイ」は前述(アドマイヤジャスタの父)。

母は独オークストライアル勝ち

母の父「Monsun」。ドイツ馬でオイロパ賞2勝など。
産駒は日本出は少なく、優駿牝馬2着のピュアブリーゼ。海外ではBCターフなどのシロッコ、サンクルー大賞などのノヴェリスト、ジャックルマロワ賞やイスパーン賞などのManduro。仏オークスやヴェルメイユ賞、サンタラリ賞などのスタセリタなど。
母の父として優駿牝馬や阪神JFのソウルスターリング、東京優駿3着や皐月賞2着や神戸新聞杯2着などの本馬ヴェロックス、アルテミスSのシェーングランツ。

母の母の父は「Grand Lodge」。その父はChief's Crown。



【カウディーリョ】

父「キングカメハメハ」は、東京優駿やNHKマイルC勝ちで、神戸新聞杯勝ち、天皇賞(秋)前に故障で引退。
産駒は2冠馬ドゥラメンテ、3歳牝馬3冠アパパネ、東京優駿のレイデオロ、JC勝ちのローズキングダム、有馬記念2着のトゥザワールド、有馬記念3着のルーラーシップやトゥザグローリーなど。出走しない馬も多い。
菊花賞は、2着のローズキングダム、3着のエアスピネル、4着のタガノグランパ、5着のミッキーロケットなど。天皇賞(春)は1番人気で13着のトゥザグローリー、2番人気11着のローズキングダム、8番人気8着のラブリーデイなど。
母の父として東京優駿のワグネリアン、有馬記念のブラストワンピース(菊花賞4着)、ジャパンカップ2着や宝塚記念2着などのデニムアンドルビー、エリザベス女王杯1着のモズカッチャン、、安田記念のインディチャンプ、弥生賞3着のタガノエスプレッソ(菊花賞13着)。

母は優駿牝馬3着などのディアデラノビア。半兄ドレッドノータスは京都大賞典勝ち。

母の父「サンデーサイレンス」。
産駒のディープインパクトとマンハッタンカフェが菊花賞と天皇賞(春)、ダンスインザダーク、エアシャカールらが菊花賞を、スペシャルウィークやスズカマンボが天皇賞(春)を勝っている。アドマイヤジャパン、リンカーン、スペシャルウィーク、ロイヤルタッチが菊花賞2着、ステイゴールド、ゼンノロブロイ、リンカーンが天皇賞(春)2着。
母の父としてビッグウィーク、アサクサキングス、ソングオブウインドが菊花賞勝ちで、ジャガーメイルが天皇賞(春)勝ち。ローズキングダムが菊花賞2着。

母の母の父「Potrillazo」。



【カリボール】

父は「ジャスタウェイ」は前述(アドマイヤジャスタの父)。

母の父「サクラバクシンオー」はスプリンターズS2勝やマイルCS2着。しかし、伯父(母の全兄)に天皇賞(春)勝ちのアンバーシャダイ、従兄弟に菊花賞2着、天皇賞(春)3着のイブキマイカグラがいる。父のサクラユタカオーも共同通信杯後に離脱して、1つ叩いて菊花賞4着だった。
産駒は1600mGⅠ2勝などのグランプリボス、高松宮記念勝ちなどのショウナンカンプ。
母の父としては本馬キタサンブラックが天皇賞(春)や菊花賞勝ち。他に長いトコロでは日経新春杯2着や青葉賞3着のトップカミングがいる。

母の母の父「Herat」。Northern Dancer産駒。



【ザダル】

父「トーセンラー」はマイルCS勝ちも、天皇賞(春)2着や菊花賞3着。
産駒に4戦3勝でセントライト記念3着の本馬ザダル、4戦3勝のアイラブテーラー。現3歳が初年度産駒。

母の父「Lemon Drop Kid」。Kingmambo産駒。
産駒は日本で重賞勝ちはいない模様。母の父として日経賞やラジオNIKKEI賞勝ちのメイショウテッコン(菊花賞14着や天皇賞(春)11着)がいる。

母の母の父「Broad Brush」。



【サトノルークス】

父「ディープインパクト」は菊花賞を含む3歳牡馬3冠や天皇賞(春)などを勝利。
産駒は菊花賞と天皇賞(春)勝ちのフィエールマン、サトノダイヤモンドが菊花賞や有馬記念を勝利(天皇賞(春)は3着)。リアルスティールやサトノノブレスが菊花賞2着、トーセンラーが天皇賞(春)2着や菊花賞3着。東京優駿勝ちのキズナやマカヒキ、ワグネリアン、ロジャーバローズなど故障や海外遠征などもあって、菊花賞や天皇賞(春)へ出走しないケースも多い。
母の父としては、菊花賞勝ちで神戸新聞杯2着のキセキ、京王杯2歳S勝ちのファンタジスト、ラジオNIKKEI杯京都2歳S2着で故障したヴァナヘイム。

母の父は「Sadler's Wells」。日本では直仔は活躍していないが、産駒のオペラハウスが天皇賞(春)2勝、菊花賞2着のテイエムオペラオーや2冠馬で天皇賞(春)勝ちのメイショウサムソンを出した。
母の父としてはフサイチコンコルドが菊花賞3着、優駿牝馬やアメリカンオークスのシーザリオ、凱旋門賞2着のエルコンドルパサーなど。
母の母の父としてはエピファネイアが菊花賞勝ち、フサイチコンコルドの甥リンカーンが天皇賞(春)2着や菊花賞2着。

母の母の父「Irish River」。



【シフルマン】

父「ハービンジャー」は、大差をつけたキングジョージ6世&クイーンエリザベスS勝ちの後に引退したが、2400m以上の重賞しか勝って(出走して)いない。
産駒は有馬記念のブラストワンピース(菊花賞4着)、マイルCS勝ちや皐月賞2着に大阪杯2着のペルシアンナイト、エリザベス女王杯のモズカッチャン、ナッソーSや秋華賞のディアドラ、、ヴィクトリアマイルのノームコア、香港ヴァーズ3着に神戸新聞杯3着や阪神大賞典3着などのトーセンバジル(天皇賞(春)8着、菊花賞出走せず)。
16年の菊花賞はアグネスフォルテが14着、15年の菊花賞はベルーフ6着、マッサビエル9着、スティーグリッツが11着。父の影響もあってか、前述の馬の他、獲得賞金上位のマイネルサージュやポトマックリバーなども2400m以上で連が多い。
ハービンジャーの祖父デインヒルはDanzig産駒で長い距離は向かなさそうだが、産駒に菊花賞3着のエアエミネムがいる。

母の父「サンデーサイレンス」は前述(カウディーリョの母の父)。

祖母は秋華賞のファビラスラフィン。おじに阪神大賞典のギュスターヴクライ(天皇賞(春)5着)。

母の母の父「Fabulous Dancer」。Northern Dancer産駒。



【タガノディアマンテ】

父「オルフェーヴル」は3冠馬で菊花賞勝ちや有馬記念2勝など。天皇賞(春)は11着。
産駒は阪神JF勝ちなどのラッキーライラック、皐月賞勝ちで東京優駿2着のエポカドーロ(菊花賞8着)、マーメイドSのサラス、札幌2歳Sのロックディスタウン、きさらぎ賞2着の本馬タガノディアマンテ。現4歳世代が初年度産駒。

母の父「キングカメハメハ」は前述(カウディーリョの父)。

母の母の父「トニービン」。
産駒は東京優駿(日本ダービー)や優駿牝馬の勝ち馬が多い。
天皇賞(春)2着、菊花賞4着のジャングルポケット、東京優駿1着で菊花賞3着などのウイニングチケット、東京優駿2着や菊花賞3着、天皇賞(春)5着のエアダブリン、菊花賞3着などのエモシオン。2冠牝馬ベガなど。
母の父としてフォゲッタブル、ドリームパスポート、リンカーンなど菊花賞2着馬(リンカーンは天皇賞(春)も2着)を出している。2着が多いのが気になる…。ドバイシーマCや有馬記念のハーツクライ(菊花賞7着や天皇賞(春)5着)、東京優駿勝ちのアドマイヤベガ(菊花賞6着で引退)、クイーンエリザベスCなどのルーラーシップ、エリザベス女王杯2勝のアドマイヤグルーヴ。



【ディバインフォース】

父「ワークフォース」はKingmambo系。
産駒はフェアリーS3着のダイワダッチェス、青葉賞3着のアドマイヤウイナーなど。

母の父「ゼンノロブロイ」。
産駒に青葉賞勝ちで天皇賞(秋)2着のペルーサ(天皇賞(春)8着)、阪神JF2着や秋華賞2着や優駿牝馬4着のアニメイトバイオ、阪神大賞典2着や青葉賞2着のタンタアレグリア(菊花賞4着や天皇賞(春)4着)、アルゼンチン共和国杯勝ちのルルーシュ、レパードSなどのグリム。
母の父としてエルムSのハイランドピーク。

母の母の父「Alzao」。
産駒はあまり入ってきていない。
母の父として3冠や天皇賞(春)のディープインパクト、スプリングSのブラックタイド、JDDやJBCクラシック2勝などのタイムパラドックス。



【ナイママ】

父「ダノンバラード」は皐月賞3着で故障、宝塚記念2着などで、菊花賞や天皇賞(春)へ出走はない。
産駒は札幌2歳S2着の本馬ナイママなど。

母の父「ジャングルポケット」は東京優駿1着やJC1着で、菊花賞4着で天皇賞(春)2着。
産駒に菊花賞1着や天皇賞(春)4着などのオウケンスブルースリ、天皇賞(春)1着や4着5着のジャガーメイル(菊花賞出走なし)。天皇賞(秋)1着で、天皇賞(春)2着のトーセンジョーダン(共同通信杯2着で故障離脱で菊に出走していない)。牝馬も優駿牝馬と阪神JFのトールポピー、阪神JF4着で故障し、復帰してクイーンS1着、秋華賞1着とエリザベス女王杯2着で引退のアヴェンチュラなど。
母の父としてセントライト記念勝ちで菊花賞6着のミッキースワロー、フィリーズRのソルヴェイグなど。

母の母の父は「ブライアンズタイム」。
産駒は3冠馬で天皇賞(春)2着のナリタブライアン、菊花賞と天皇賞(春)勝ちのマヤノトップガン。菊花賞2着のスカイディグニティやトーホウシデンなど。東京優駿1着で引退したタニノギムレット、2冠のサニーブライアンは菊花賞への出走はない。エリモブライアンは菊花賞3着。
母の父ではスリーロールスが菊花賞勝ち、クリンチャーが菊花賞2着で天皇賞(春)3着、ビートブラックが天皇賞(春)勝ちで菊花賞は3着。



【ニシノデイジー】

父「ハービンジャー」は前述(シフルマンの父)。

母の父「アグネスタキオン」は、4戦4勝で皐月賞、弥生賞勝ち。
産駒には桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、有馬記念などのダイワスカーレット(優駿牝馬は回避)、東京優駿、NHKマイルCのディープスカイ。皐月賞のキャプテントゥーレ(故障で菊に出走せず)、阪神JFのレーヴディソール、NHKマイルCのロジックなど。弥生賞1着、東京優駿3着のアドマイヤオーラも菊花賞には出走せず。
母の父としてフェブラリーSなどのノンコノユメ、東スポ杯2歳Sや札幌2歳Sのニシノデイジー、セントウルSのアクティブミノル、函館記念のルミナスウォリアー、デイリー杯2歳Sや函館スプリントSのジューヌエコール、フィリーズRのカラクレナイ。

母の母の父「セイウンコウセイ」。菊花賞や皐月賞勝ち、天皇賞(春)は3着。
産駒は芙蓉S3着のマイヨール、1600万勝ちで萩S5着などのニシノプライドなど。



【バラックパリンカ】

父「ノヴェリスト」。Monsun産駒。
産駒は京成杯勝ちのラストドラフト。アイビーS2着やホープフルS4着のコスモカレンドゥラ、ファルコンS3着やダリア賞2着のローゼンクリーガーなど。現3歳が初年度産駒。

母の父「ジャングルポケット」は前述(ナイママの母の父)。

祖母の兄弟にマンハッタンカフェ。

母の母の父「サンデーサイレンス」は前述(カウディーリョの母の父)。



【ヒシゲッコウ】

父「ルーラーシップ」は前述(ヴァンケドミンゴの父)。

母の父「ファルブラヴ」。中山2200mのジャパンカップ勝ち。
産駒はフィリーズRなど重賞4勝のワンカラット、阪神JF2着や桜花賞3着、フィリーズR勝ちなどのアイムユアーズ、セントルウS勝ちでスプリンターズS3着などのエーシンヴァーゴウ、阪神JF2着のレーヴダムール。
母の父としては桜花賞のハープスター、マイルCSなどのステルヴィオ、重賞2着3回のワントゥワン。

母の母の父「サンデーサイレンス」は前述(カウディーリョの母の父)。



【ヒッチコック】

父「オルフェーヴル」は前述(タガノディアマンテの父)。

母の父「クロフネ」。JCダートやNHKマイルC勝ちだが、3歳で引退。
産駒に朝日杯FSのフサイチリシャール。ヴィクトリアマイル勝ちで阪神JF2着、桜花賞2着、優駿牝馬3着、秋華賞3着のホエールキャプチャ、NHKマイルCのアエロリットやクラリティスカイ、スプリンターズSと高松宮記念のカレンチャン、スプリンターズSのスリープレスナイト、東京優駿3着、NHKマイルC2着、神戸新聞杯2着のブラックシェルなど。菊花賞7着のホワイトピルグリムなど。
母の父として天皇賞(秋)2着や3着のステファノス、日経賞2着の本馬チェスナットコート、優駿牝馬3着のアイスフォーリス、ホープフルSのシャイニングレイ、桜花賞3着や阪神JF2着で現3歳のリリーノーブル、中山牝馬Sのカワキタエンカなど。

母の母の父「フジキセキ」は4戦全勝で朝日杯FS(現)、弥生賞勝ちで引退。後の東京優駿勝ち、皐月賞2着のタヤスツヨシを前の位置取りながら、上がりを同じ最速で完封しており、「幻の三冠馬」という人もいる。
産駒は、皐月賞2着、東京優駿3着、菊花賞2着、JC2着のドリームパスポートがいるが、転厩後で天皇賞(春)9着…。東京開催となった皐月賞2着のサダムパテックは菊花賞5着で、天皇賞(春)に出走なし。皐月賞勝ち、東京優駿2着のイスラボニータは天皇賞(秋)に出走し3着で、菊花賞や天皇賞(春)に出走はない。皐月賞2着のダイタクリーヴァも長距離GⅠに出走しなかった。他にはダートで活躍したカネヒキリ。ヴィクトリアマイル2勝のストレイトガール、高松宮記念2勝のキンシャサノキセキなど。
ただ、サンデーサイレンスの初年度産駒にして現3歳で引退したため、有力肌馬が無双時代の父に向う状況を考えると、種牡馬としての成績はさらに上だった可能性も。
母の父としてチャンピオンズCや東京大賞典のサウンドトゥルー、JBCレディスCのホワイトフーガ、スプリンターズS2着や重賞2勝などのパドトロワ、GⅡ2勝のアリゼオ(菊花賞への出走せず)、京都大賞典2着や香港ヴァーズ3着などトーセンバジル(天皇賞(春)6着)。



【ホウオウサーベル】

父「ハーツクライ」は有馬記念勝ちだが、不調と言われた菊花賞7着、天皇賞(春)5着。
産駒には、菊花賞2着や天皇賞(春)2着のウインバリアリオン、天皇賞(春)2着や3着のカレンミロティックや天皇賞(春)2着や6着や8着でダイヤモンドS3勝のフェイムゲーム、JC勝ちで天皇賞(春)2着や3着で阪神大賞典勝ちのシュヴァルグラン(菊花賞出走なし)、大阪杯勝ちで東京優駿2着やJC3着のスワーヴリチャード(菊花賞出走せず)、ドバイデューティFや天皇賞(秋)などのジャスタウェイ、阪神大賞典勝ちのギュスターヴクライ(天皇賞(春)5着)がいる。東京優駿勝ちのワンアンドオンリーは前に馬を置けずに菊花賞9着。ホープフルS勝ちのタイムフライヤーは菊花賞6着、宝塚記念やエリザベス女王杯勝ちで香港ヴァーズ2着などのリスグラシュー。
母の父としては京成杯AHのトロワゼトワル、NHKマイルC2着や新潟2歳Sのケイデンスコールなど。

母の父「Acatenango」。産駒にジャパンカップのランド。
母の父として皐月賞2着やマイラーズCのワールドエース(菊花賞は出走なし)、紫苑S勝ちで優駿牝馬3着のビッシュ、神戸新聞杯3着や京都2歳S3着の3歳ワールドプレミア。白富士S2着などのエックスマーク、1600万勝ちのサトノキングダム、

母の母の父「Bering」。



【メイショウテンゲン】

父は前述(サトノクークスの父)。

母の父「フレンチデピュティ」。
産駒はアドマイヤジュピタが天皇賞(春)や阪神大賞典勝ち。メイショウベルーガが牝馬ながら京都大賞典や日経新春杯勝ちで、阪神大賞典3着がある。ただ、NHKマイルCやJCDのクロフネや桜花賞馬レジネッタ、宝塚記念のエイシンデピュティ、チャンピオンズCのサウンドトゥルーなど、活躍は1600~2200mの方が多い。
母の父としては天皇賞(春)や菊花賞2着や天皇賞(秋)3着やNHKマイルC3着のレインボーライン、東京優駿のマカヒキ、JCや秋華賞勝ちショウナンパンドラ、フェブラリーSやチャンピオンズCのゴールドドリーム、NHKマイルC勝ちのマイネルホウオウなど。


母の母の父「Sadler's Wells」は前述(サトノクークスの母の父)。



【メロディーレーン】

父「オルフェーヴル」は前述(タガノディアマンテの父)。

母の父「Motivator」。英ダービー勝ち。モンジュー産駒。
産駒は本馬の母にして丹頂S勝ちでクイーンC5着などのメーヴェ。
母の父としては東スポ杯2歳S3着や毎日杯3着などのヴァンドギャルド。

母の母の父「Shirley Heights」。
産駒にデイリー杯2歳S(旧)や秋華賞3着のロゼカラー。
母の父として菊花賞3着や金鯱賞や毎日杯勝ちのローゼンクロイツ、フィリーズR勝ちで優駿牝馬2着、秋華賞2着、エリザベス女王杯2着のローズバド。



【ユニコーンライオン】

父「No Nay Never」はウッドフォードS勝ちでブリーダーズCターフスプリント2着。フロリダダービーなどのScat Daddy産駒でヨハネスブルグの孫。

母の父「High Chaparral」。BCターフ2勝や英ダービー、愛ダービー、愛チャンピオンSなど。Sadler's Wells産駒。

母の母の父「Topsider」。Northern Dancer産駒。
母の父としてマイルCSのブルーメンブラッド。



【レッドジェニアル】

父「キングカメハメハ」は前述((カウディーリョの父)。

母の父「マンハッタンカフェ」は菊花賞や天皇賞(春)勝ちなどGⅠ3勝。
産駒のヒルノダムールが天皇賞(春)勝ち(菊花賞は7着)、阪神大賞典や日経賞勝ちのシャケトラ(天皇賞(春)9着)、大阪杯1着で安田記念2着のショウナンマイティ(菊花賞8着)。他は牝馬の活躍馬が多く、桜花賞2着、優駿牝馬2着、秋華賞1着などのレッドディザイア、エリザベス女王杯勝ちのクイーンズリング、優駿牝馬2着や毎日王冠勝ちのルージュバックなど。
母の父としてはニュージーランドT勝ちのダンツプリウス、京都新聞杯勝ちの本馬レッドジェニアル、フェアリーS1着のノットフォーマル。

母の母の父「スキャン」。重賞4勝のメイショウカイドウ、マーチS勝ちなどのタマモストロング、東海ウィンターSなどのマチカネワラウカド、盛岡のダービーGPのテイエムメガトン。
母の父として根岸S勝ちでフェブラリーS3着やチャピオンズC4着などのカフジテイク。



【ワールドプレミア】

父は前述(サトノクークスの父)。

母の父「Acatenango」は前述(ホウオウサーベルの母の父)。

母の母の父「Be My Guest」。
産駒にステイヤーズS2着や嵐山S勝ちのアドマイヤラピス。
母の父として日経新春杯勝ちで菊花賞6着や天皇賞(春)5着などのアドマイヤフジ、NHKマイルCのウインクリューガー、ガーネットS2勝などのビーマイナカヤマ。




ちなみに、過去5年の種牡馬を見ると

天皇賞(春)は…

19年ディープインパクトディープインパクト ステイゴールド
18年ステイゴールド ハーツクライ ディープスカイ
17年ブラックタイド ハーツクライ ディープインパクト
16年ブラックタイド ハーツクライ ハーツクライ
15年ステイゴールド ハーツクライ ハーツクライ

菊花賞は…

18年ディープインパクト ステイゴールド キングカメハメハ
17年ルーラーシップ ディープスカイ ディープインパクト
16年ディープインパクト ステイゴールド キングカメハメハ
15年ブラックタイド ディープインパクト ゼンノロブロイ
14年スペシャルウィーク ネオユニヴァース スクリーンヒーロー


パッと血統だけ見ると…

カウディーリョ
サトノルークス
タガノディアマンテ
メイショウテンゲン
ワールドプレミア

辺りでしょうか。

ザダル
ホウオウサーベル
メロディーレーン
レッドジェニアル

も大丈夫そう。

今年の3歳が初年度のジャスタウェイ産駒

アドマイヤジャスタ
ヴェロックス
カリボール

がどうか。

母系だけなら

アドマイヤスコール
シフルマン

少し気になる所はあるが、この血統面子なら

ニシノデイジー
バラックバリンカ
ヒシゲッコウ

もセーフ。今回ならどの馬にもチャンスはありそうに思います…。


by a_doctrinaire | 2019-10-16 00:00 | 競馬(GⅠ) | Trackback | Comments(0)
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