京都1200mで行われる古馬GⅢ「京阪杯」。
この条件になってからは12回目。05年までは1800m、96年以前は5月開催で、96年は2200m、95年以前は2000mなど条件が違っていた。14年からジャパンカップと同日。
※2016年は3着同着なので2頭います。
京阪杯の傾向 (過去10年の連対馬+3着データから) 2019
<実績>
最低連対ラインは「1600万勝ち」。
該当するのは…
「OPは6、5、8着、重賞はアイビスSD3着と北九州記念15着」のナインテイルズ
「OP以上がアーリントンC7着とスワンS4着」のビップライブリー
「OPが7、9、15着、重賞は朝日杯FS16着、ファルコンS11着、アイビスSD4着」のハクサンムーン
「OP出走なし、札幌2歳S3着、フェアリーS3着、フローラS11着、スワンS3着」のアドマイヤセプター
「OP5戦3着2回など、CBC賞9着、函館SS8着、キーンランドC7着」のケイアイアストン
次点は「OP2着」。
「OP5戦2着、3着、4着、4着、5着、重賞シルクロードS8着のみ」のアースソニック
次々点「OP勝ち」で…
「京王杯SC7着とスワンS3着」のエイシンスパルタン
「オーシャンS16着、アイビスSD8着、北九州記念4着、セントウルS12着」のアンバルブライベン
「重賞6戦して北九州記念8着や小倉2歳S8着」のアイラブリリ
「重賞初出走」のロードカナロア
「重賞6戦セントウルS3着、京阪杯3着、阪神C4着など」のスプリングソング
残り9頭は「重賞連対」。
細かく見ても「重賞8着以内」があるなら可能性はある。
(3着も「1600万勝ち」。OP以上が「京洛S3着のみ」1頭。次点は「OP勝ち」で、重賞が「函館スプリントS5着とキーンランドC9着」「4戦してファルコンS4着など」「キーンランドC4着のみ」「7戦してシルクロードS3着やキーンランドC5着など」や「7戦してシルクロードS4着など」「NHKマイルC6着とセントウルS3着」。残り4頭は「重賞連対」。)
<距離>
全馬に共通するのは「1200m以上勝利」。
20頭中8頭が「1200mまで」なので、特に長めで結果が出ている必要はないかと。
ちなみに「1400m勝ちで1200m出走なし」のビップライブリー、アドマイヤセプターが「距離短縮」で連対している。
(3着も「1200m以上勝利」。1200mまでは1頭だけとやや連対馬と違っている。)
<コース>
「京都連対」16頭。
残りは…
「新馬3着、きさらぎ賞6着、スワンS8着」のサトノルパン
「OP9着と15着」のハクサンムーン
「500万6着、1600万11着、スワンS3着」のアドマイヤセプター
「1600万3着と5着、OP7着、9着、3着、GⅢ9着」のケイアイアストン
特に難しいコースではないので、「3着」や「2戦以下」はセーフ。
(3着は「京都連対」10頭。残りは「OP3着、1600万4着、GⅢ3着」。)
<脚質>
「逃げ」4頭、「先行」8頭、「差し」6頭、「追い込み」2頭。
600mは34.1、34.3、34.1(重)、34.0、34.7、34.1、34.3、34.6、33.9、33.9、33.1で、実績の面もあってかあまり速くならない。
ペースもあってある程度前からが残るが、馬場は荒れてきており、差しも決まっている。ただ、13年はこの週からCコース変更で前2頭で決まり、14年は1週前にCコースで逃げ粘った。16年も1週前からCコース。
(3着は「先行」5頭、「差し」6頭。)
<その他>
人気10年で…
1番人気4連対、2番人気2連対、3番人気3連対。
7番人気2連対で、残りは4、5、6、8、9、10、11、12、13番人気。
3着は11、14、6と10、5、15、10、12、5、5、16番人気。
「上がり3ハロン3番手以内」は10年で10頭。
1200mという距離もあって、他のレースと比べるとあまり多くない。
最終週という部分を考えると差しも多くなるのだが、16年はこの週にCコース変更、17~18年は先週からCコースになっているので該当馬は減る可能性も…。
(3着は5頭が該当。)
「鞍上」は10年で「幸英明」騎手、「秋山真一郎」騎手の2連対が複数。
ただ、2014年から「ジャパンカップと同日」のため、有力騎手は東京に行くので、その辺りで徐々に違いが出てくる事が考えられる。
(3着は「国分優作」騎手と「A.アッゼニ」騎手が2回ずつ(※16年は3着同着)。連対にも名前のある「秋山真一郎」騎手、「福永祐一」騎手、「池添謙一」騎手が1回ずつ。)
年齢は10年で…
「3歳」4連対(3着0回)
「4歳」6連対(3着2回)
「5歳」7連対(3着4回)
「6歳」2連対(3着4回)
「7歳」1連対(3着1回)
3~5歳が中心だが、あまり年齢にこだわる必要はないのかも。
性別は「牡馬15:牝馬5」で牝馬も絡む(3着は「牡8:牝3」)。
京都最終週という事もあり、20頭中4頭に「ダート連対」。
以前の荒れてきた馬場では、パワーが求められたのかと。
しかし、13年はこの週からCコースで絡まず、14年からは1週前からCコースになり1頭絡んだが、15年~18年は芝連対のみと絡んでいない。(3着は11頭中1頭のみ。)
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