いつものように、過去5年の連対馬10頭のデータから東京優駿(日本ダービー)の傾向を考えてみることに。
東京優駿(日本ダービー)の傾向
<コース>
約半数の5頭が出走して2着以内、残りは初出走と優駿牝馬とほぼ同じ。
出走しているなら連は確保して欲しい。
<距離>
10頭すべてに共通するのは「1800m連対」。スプリンターやマイラーでは厳しい。
牝馬路線で2000mに出走がなかったウオッカ、不利を受けてラジオNIKKEI杯5着と久々の皐月賞7着のアサクサキングスを例外とすると、10頭中8頭が該当する『2000m以上で勝利』の方がより高い条件となる。
皐月賞不出走馬は2200m以上での勝利があり、ある程度距離がこなせる実力は欲しい。
<実績>
全馬に該当するのは「重賞勝ち」。この程度の力は見せていないと厳しい。
出走経験のある8頭中6頭が『重賞連勝』しており、高いパフォーマンスを見せている馬は有力。
たまたまかもしれないが、重賞の重賞1勝馬は新馬勝ちとある程度の器が必要?
<臨戦過程>
6頭がGⅠからの出走。得意の戦法ではなかったアサクサキングス以外は連対。
残り4頭は京都新聞杯か青葉賞勝ち。
<私的見解>
5年で3勝の皐月賞馬。残りの2頭は人気馬が後方に集中した時の前残りであった。
皐月賞馬が、「展開の利?」で勝った場合、東京優駿(日本ダービー)は無く別路線からの馬が勝利している。
今年はスローの展開で逃げ勝った皐月賞馬だった。故障で出走していないが果たして…。