3歳牡馬3冠の最後レース。思った以上に菊花賞に向いた馬が出てこなかった印象は拭い去れない。が、ここで勝った馬がやはり菊花賞馬。泣いても笑っても、ここで決まる。
菊花賞 予想
最後まで応援馬は推す…。皐月賞3着、東京優駿4着の敗因は、「仕掛け」とみる
マイネルチャールズ。メジロライアンの横山典弘-メジロブライトの松永幹夫と同じような印象。やはり(3歳牡馬クラシックの)経験が少ない若い?騎手は、苦戦を強いられる…。しかし、馬の実力は、ここでは上位と考えたい。札幌記念とセントライト記念を使ったのは納得いかない。せめて関西で競馬をして欲しかったのだが…。まあ、叩き良化タイプのブライアンズタイム産駒への配慮だと、自分を納得させる。
わずか3戦で京都新聞杯2着の
ロードアリエス。デビュー戦以来のダートのユニコーンSは関東への遠征もあって12着だが、度外視できる。久々の神戸新聞杯を+22キロで先行して5着と成長を見せた。2500mは持ち菊花賞・天皇賞(春)への出走の無いシンボリクリスエス産駒だけに、この距離は問題ない可能性もある。
東京優駿は1周してきただけの
メイショウクオリア。それまでの先行策ではなく、最後方だったのは、外枠もあったが力を出せる状態ではなかったのかも…。前走、自身は17着だったが、京都新聞杯で2着に破ったロードアリエスが神戸新聞杯5着。まともならそれくらいのレースが出来た可能性も秘める。菊花賞馬の父マンハッタンカフェの血が起きれば…。
重賞で5着が3回ある
ミッキーチアフル。この5着はいずれも得意?脚質ではなく、中団からのレース。上手く流れに乗れば、連はあったかと。若葉S3着とオープンでももう少し。1000万特別を勝って、2ヶ月ぶりの神戸新聞杯で7着。逃げずに先行して抜け出せば、或いは。シンボリクリスエスの血に、Caerleonの肌と長い距離に向くと見た。
神戸新聞杯で東京優駿1、3着馬に次ぐ
オウケンブルースリだが、一叩きしていた分の評価を下げた。前走、ディープスカイを負かしに行っての3着なら良いが、終いにかけての内容だっただけに…。距離は問題ないとは思うのだが、位置取りがポイントかと。後ろ過ぎると危ない。
スマイルジャックは東京優駿は展開に助けられた感が否めない。前走もう少しやれていれば良かったのだが、内容が悪く、数字的な成長が見られないので、思い切って外した。切れ味のあるベンチャーナインは脚質からパス。スマートギアも距離経験と使い詰めの点で評価を下げた。前走が2500mだったらならアグネススターチも狙ったが…。オウケンブルースリに負けているダイワワイルドボアは論外。