弥生賞の追い切りで一悶着あったフィフスペトル。
スプリングSでの鞍上が武豊騎手になったとの事。
三浦皇成騎手には残念かもしれませんが、個人的には良かったのでは?と思います。
朝日杯FSでもルメール騎手に替わっていましたし、
厩舎かオーナーサイドの意向がたいへん強いのではないでしょうか?
2年目の三浦騎手にとって、乗り替わりなどのマイナスの経験も必要かと…。
武豊騎手でさえ、ここ数年前にあるオーナーサイドから総スカンを食らっていますから。
天才と言われる騎手がこの地位に上りつめても、オーナーサイドと揉める事があるくらいですから、デビュー1、2年目の若手騎手ならなおの事。
何なら、そこさえ「豊越え」って事で(苦笑)。
若い三浦騎手には、故障や斜行など、さまざまなマイナスの出来事などが起こると思います。
しかし、色々な経験をバネに良い方向へ進んで行ってくれれば、嬉しいです。
話は少し変わりますが、3歳クラシックなどは数乗って上位を狙えている方が良いと思います。
メジロライアンの横山典弘騎手、メジロブライトの松永幹夫騎手、キングヘイローの福永祐一騎手などは、牡馬3冠(牝馬は乗れてても)に乗りなれていないがための取りそこねでは?と思えます。東京優駿(日本ダービー)のハクタイセイの武豊騎手なども…。
あっさりこなしてしまう騎手もいますが、初めて経験する事やよく知らないと実力を発揮しづらいはずです。
どんなレースでもそうでしょうが、GⅠでしかも3歳クラシックとなると、かける「思い」が違うと思います。一説によると「空気が違う」とか。そういう舞台でも、実力通りの力を発揮できるように「慣れ」ていくのが必要ではないでしょうか?
そこをふまえて、厩舎・オーナー陣営の皆様。
来年、再来年、いや5年後のために。
滑り込みでも3歳クラシックの権利を取った若手がいましたら、そのままお使いください。
少しでも勝てる見込みを増やしたいという気持ちも分かりますが、
それをしたから勝てるというものでもないと思います。
若手を育成しなかった事が、外国人騎手や地方出身騎手の独壇場を作り上げたのではないでしょうか?
「ま、外から持ってくればいいじゃないか?」は種牡馬同様で、日本競馬の十八番ですが…。
乗り手が育つのは難しく、熟練者を消していく構図では、強国相手の戦いは勝てないですゾ!
あ、「欲シガリマセン、勝ツマデハ」ですか?
竹槍で戦闘機と戦えるとお思いなら、そのままで…。