やっぱり黒葦威胴丸で+17しても、武力46では剣豪への道は遠いのかのぅ…と悩む麿。
お「つう」を嫁にしたからには何としてでも!と意気込む今川氏真(いまがわうじざね)ぢゃ。
さて評定に行かねばならぬ。
主命の達成状況で麿が一番ぢゃったぞ!
家康殿が「石見銀」をくれおった。
しかし、前回より価値が下がっておる。
勲功は同じぢゃったと思うたが、他の方々が活躍したのやもしれぬな。
ひょっとしたら、家康殿が「けち」なだけぢゃったりして…まったく家康殿は…
などと考えておったら、麿は家康殿の話を聞いておらなんだ。
「氏真!前に出よ」
?
なんぢゃ?麿何か悪い事でもしたかの?
いやいや、給食費を取ったりとか、いじめたりはしておらぬぞ!
「ははっ!」
「そなたを駿府城の城主に任ずる。さっそく出立し、城を治めよ!命令は追って伝える」
(゚Д゚ )オッ!?
城主に任命されたようぢゃな。
………
……
(゚Д゚)エッナニナニ?
…
Σ( ̄ロ ̄lll)ハッ!
ガ━━Σ(゚Д゚|||)━━ン!!
すっ、駿府ぢゃとぉぉぉぉぉおおおおおおおおお!?
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
まっ、真か?
嘘偽りなき真なのぢゃな?
……
…
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
p≧w≦q)ヤッ☆ o(≧▽≦)o タァァァァァァ♪…のぢゃ!
なっ、長かった…。
武田と徳川に攻められて、駿府城を奪われてからどれだけの月日が流れたことぢゃろう…。
つ、ついに駿府に戻れる日がやって来ようとは…(TдT) 。
うっ、嬉しい限りぢゃ。
しかも、数ある城の中から「駿府城」が「ちょいす」されるとは…
なんという「運命のいたずら」!
「おおーっ!駿府城、駿府城ぉ!」
「どうして、そなたは駿府城なのぢゃ?」 (しぇいくすぴあの戯曲『ろみおとじゅりえつと』風)
…これはぢゃな、
「何が
どうして、何が
そう
なって決まっ
たのぢゃ?麿の居城
は?何ゆえに
駿府城なのぢゃ?」
という問いぢゃ…。
疑問は尽きないが、そんなことはどうでも良い!
麿はこのたび晴れて、駿府城の城主に任命されたのぢゃ!
☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ
………
……
…
?
おっ!家康殿が待っておるようぢゃ。
(城主に任命されるのは名誉なことだが…ご命令を受けようか?)
「可」「否」などという選択肢はいらぬ!
受けるに決まっておるぞ。
「ははっ!身に余る光栄でございます!」
m(_ _)mアリガタキシアワセ
ちなみに家康殿から
「城主となるにあたってそなたに寄騎を遣わす。誰か1人選ぶがよい。」と言われた。
麿は、最も身分の高い酒井忠次(さかいだだつぐ)殿を選んだぞ。
退出した直後に下間頼廉(しもづまらいれん)が祝いの言葉をくれたが、あまり憶えておらぬ。
でっでんっ!
1586年 9月1日 今川氏真はついに駿府城城主となったのであったぁぁぁ!!!
さっそく駿府城へ行こうとした麿ぢゃが、ブレーンに止められた。
?
なんぢゃ?
麿は、早う駿府城へ行って、喜びを噛み締めたいのぢゃ!
駿府城の現状を確認するように言われた…。
うむ、どれどれ…
……
…
Σ(゚д゚lll)ガーン
なっ、なんなんぢゃ?
これは…
駿河国 駿府城
所属:徳川家
城主:今川氏真
城の規模 大
兵糧 47893石
軍資金 1148貫
人口 258千人
石高 88/210千石
鉱山 50/100
民掌握率 54
防御度 23
兵士数 5740人
士気 85
訓練度 53
軍馬 0頭
鉄砲 0丁
大砲 0門
なっ、なんぢゃこらーっ!
かつて栄華を誇った、すっ、駿府が…荒廃しておるではないかっ!?
ゴルァ!(ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━━┻
こっ、これか?
家康殿が、麿に「駿府に入れ」というた理由はっ!
戦後処理ぃぃぢゃとぅ!?
『まあ、なんということでしょう…匠の手にかかれば、あんなに栄華を極めた駿府城もこの通りっ!』 (劇的びふぉあふたぁ風)
って!
ちょいちょいちょい! (ハム風)
たくみってなんなんでしゅか?(ハム 諸見里大介風)
えっ?辰巳って南何ですか?
南東ですよ! (ハム 川見直道風)
……
絨毯(かーぺっと)流すのぢゃ!
……
…
ふぅ…。
皆の申すことは分かっておる。
中笑いぢゃのうて、苦笑いぢゃろう…。
そんなことはどうでも良い! (もっていったのは麿ぢゃが)
大事な駿府城が荒れに荒れておるではないかっ!
何故ぢゃ?
( ゚д゚)ハッ!
モシカシテ…(゚Д゚≡゚Д゚)?
ちょっと待ってもらえるかの…
……
…
ざっくりと調べて、麿が来てからだけでも、駿府城は攻めたり攻められたりを8回くらいはしておった。
あぁ…それは荒れるのう。
一時期は兵が20000人もおったのに…5740人。
いつ攻められてもおかしくない状況ぢゃ。
しかも、軍資金もほとんど無い。
それにしても、家康殿は、我が駿府をたびたび戦場にした上に、内政や軍備もせぬとは…。
「失意のうちに居城に戻る氏真の心中にどす黒い澱みが生じ始める…」 (いんすぱいあぁ光秀…後から出来たスマートフォン用では隠れてないですよネ)
急ぎ駿府城に向かった麿であった。
…
まとめは「
太閤立志伝4 氏真伝ひとまとめ」へ